「グループホーム」とは
グループホーム(認知症対応型共同生活介護)とは、認知症高齢者の方が専門の介護スタッフのケアを受けながら、9人という少人数単位の家庭的な雰囲気のなかで、これまでの生活と変わらないその人らしい暮らしを、なじみの地域の中で続ける場です。
対象となる方
- 要支援2以上で軽~中程度の認知症高齢者の方。
- おおむね身辺の自立が可能で病状安定期にあり、共同生活を送ることに支障がない方。また、自傷・他害の恐れのない方。
当施設の紹介(特色など)
名称:グループホーム 山口葵園
グループホーム山口葵園では、認知症の方にとって生活しやすい環境を整え、少人数の中で「なじみの関係」をつくり上げることによって、生活上のつまずきを軽減し、心身の状態を穏やかに保つよう支援します。
また、入居者の方のこれまでの生活歴を把握し、過去に体験したことがある役割をお願いして潜在的な力に働きかけたり、ひとりひとりの生活を重視し、残された能力を最大限に活用できるような環境を提供したりすることで認知症の進行を軽減し、その人らしい生活を送って頂けるようにしています。
一日の流れ
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起床・洗面・着替・配膳
カーテンを開け朝の挨拶。必要な方には身支度のお手伝いをします。食堂へ出て来られたらお茶を飲んだり、可能な方には朝食の配膳を手伝って頂きます。
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朝食
体調が悪くなければ、皆さん揃って食堂で朝ごはん。下膳や後片付けも皆で協力し合って行います。
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清掃・洗濯干し・ティータイム
可能な方は自室の清掃や洗濯物を干したりして頂きます。午前中のティータイムもお茶を注ぎ分けるとこから片付けまで自分達で行います。
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それぞれの時間
テレビ鑑賞や新聞を読んだり過ごされる場所も思い思い違います。少人数で作品製作に勤しまれたりテープに合わせて歌を唄われたりする事もあります。昼食調理のお手伝いや日によっては入浴もあります。
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昼食
皆さんで盛り付け配膳の後、揃って昼食。食事が終わって片付けも皆で分担し合って行います。
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それぞれの時間
テレビや読書、短い時間でお昼寝される方もいらっしゃいます。レクリエーション参加に入浴の他コーヒータイムを挟んで夕食準備や職員と一緒に居室の片付けされる方もいらっしゃいます。
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夕食
朝昼夕の三食とも献立から皆さんの要望を取り入れます。入居の皆さんにお手伝い頂いて、出来上がったお食事を召し上がって頂きます。
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それぞれの時間
直ぐにお部屋へ戻られる方、消灯まで数人でお茶を飲みながらテレビを鑑賞される方もいらっしゃいます。夜間は定期、随時にトイレへ行くお手伝い。必要に応じたパット確認と交換の他、定期的な巡回で朝まで安心して過ごして頂けるお手伝いをいたします。
ご利用者様の声
自分のペースでゆっくり過ごせるのが一番のようです。行事への参加も自由なので皆がクラブへ出かけた間はお部屋で休んだりお風呂へ入ったりしているようです。
毎日、洗濯物を干して食後の片付けにお盆を拭く事が母の「仕事」になって、生き生き過ごしているようです。
面会に行って、おだやかに過ごしている母の姿を見て、「お母さんに合った居場所が見つかって良かった。」と兄も喜んでいました。
「もうどこへも行きたないわ。ここがええわ。ずっとここでいてたいよ。」と母が言ってくれたので本当に安心しました。
入所のお申込み
見学を随時受け付けています。
まずは下記よりお気軽にお問い合わせ下さい。
お電話でのお問い合わせ
073-461-5757
受付時間:午前9:00~午後5:00